実は、あなたの身の回りには、様々な危険物が存在しています。灯油やガソリンはその代表例ですが、スプレーや化粧品などにも危険物は使用されています。正しく使用し、事故のない取扱いを心がけてください。
消防法上の危険物って?
危険物とは消防法で定められた特性、危険性に応じた等級に応じて法令で区分されています。身近なものでは、アルコール、ガソリン、灯油などがあります。
アルコール、ガソリン、灯油の特性について
性質
- 揮発により可燃性蒸気を放出しやすく、引火の危険性が高い。
- 自動車用のガソリンはオレンジ色に着色されている。
- 取り扱いの際に、発火源となる静電気を発生しやすい。
火災予防上の留意点
- 火気、火花などに近づけない。
- 通風、換気の良い場所で取り扱いや保管を行い、可燃性蒸気の発生を抑える。
- 容器は密栓し、可燃性蒸気が発生しないようにする。
- ガソリンはガソリン用として性能試験をクリアした金属製容器を使用する。(ガソリンには灯油用のポリ容器は使用できません。)
性能試験をクリアした運搬容器には下記のような表示がなされています。
危険物の特性については危険物保安技術協会のホームページを参考にしてください。
危険物保安技術協会ホームページ http://www.khk-syoubou.or.jp/
危険物の特性(動画) http://www.khk-syoubou.or.jp/guide/video.html