1 救急事案発生日時 令和5年10月10日(火)6時48分覚知
2 救急事案発生場所 京都府長岡京市内
3 傷病者 50代 女性
4 概要
10月10日(火)6時48分に救急事案を覚知。現場で傷病者を救急車内に収容し
7時12分に病院に向け出発しました。
病院に向かう途上で傷病者への処置(心電図の確認)の為停車しようとしましたが、
その際に救急車の左ドアミラーが電柱に接触しました。
そのまま停車し、警察への事故の連絡など事故対応のため、約3分停車していました。
当該車両は走行可能であったため、救急搬送を優先し隊員1名を接触現場に残し、病院
に向かい、7時30分に病院に到着しました。
これにより、停車時間の約3分の遅延が発生しました。
なお傷病者は、救急隊の接触時、心肺停止状態であり、関係者により心肺蘇生等が実施
されていました。救急隊も救命処置を実施しましたが、医療機関搬送後、お亡くなりに
なられました。
搬送先の医療機関に確認したところ、遅延と傷病者の死亡との因果関係は、ないと考え
られるとのことでした。
5 再発防止策
ご遺族をはじめ、関係者の皆様にご迷惑をおかけし、お詫び申し上げます。
本件は緊急走行中の安全管理が不十分であった事案と考えます。
今後は、本事案をしっかりと検証し、再発防止策を講じます。