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救急出場の遅延について

令和5年6月29日(木)、出場指令操作を誤ったことで、出場が約3分遅延する事案が発生しました。

発生日時  令和5年6月29日(木) 12時43分覚知

発生場所  京都府向日市内

傷病者   向日市在住 男性

概要

6月29日(木)12時43分に救急事案を覚知。12時44分に出場指令を流す操作をしたが、操作を誤り指令放送が流れず、出場が12時49分となり、指令から出場まで約5分を要したものです。

通常は出場指令から出場まで1~2分程度であり、約3分の遅延が発生しました。

なお、救急隊が接触時、傷病者は心肺停止状態であり、関係者により心肺蘇生等が実施されていました。救急隊も胸骨圧迫など救命処置を実施しましたが、医療機関搬送後、お亡くなりになられました。遅延と傷病者の死亡との因果関係は現在、確認中です。

 

ご遺族をはじめ関係者の皆様にご迷惑をおかけし、お詫び申し上げます。

本事案は、人的ミス及びリカバリー作業手順を誤ったことにより対応に時間を要したこと、また、冷静な指令業務対応をとることができなかった事案と考えます。

今後は、本事案をしっかりと検証し、再発防止策を講じます。

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